投資、投機、ギャンブルなんぞや

投資と聞くとどんなイメージを持つでしょうか。

株、FX、不動産、ギャンブル、危ない、限定ジャンケン、ざわざわ...

 

中2のときカイジ嘘喰いライアーゲームなどギャンブル漫画に猛烈にハマった私ですが、逆にそこで多くの教訓を得たため、これまで全く手出しをしてきませんでした。

むしろ真面目に生きようと思って誠実さが増していきました。鉄骨渡りなんかやっていられません。

 

しかし、社会人になるにあたり、お金のことももっと知らねば!と思い立ち、いつくか書籍を読み漁って勉強していきました。そこで見えてきたのは投資、投機、ギャンブルは全くの別物だよねというお話です。

こういう話はかなり胡散臭いのも多いですが普通に知識としてそれらの違いを知っておくことは大切だなと。知らないものって本能的に拒絶してしまいますよね。違うクラスのなんとなく好きじゃなかった人が、話してみたら意外といいやつじゃん!みたいな感じです。

 

【ギャンブル】

勝負事にお金を賭けて、勝者が一定割合の配分を受けるものですね。競馬なら掛け金の25%を主催者がもっていき、残りの75%が払い戻しになるというやつです。掛け金の総額より少ない金額を参加者が取り合う仕組みなので全体で見れば損をする仕組みですよね。いわゆる「マイナスサム」ゲームです。(※漫画の中のゲームとは少しイメージが違うかもしれませんが。勇気ある人は指か耳を賭けて賭博堕天録を繰り広げてください)

 

【投機】

株式のデイトレードやFXトレードなどが当てはまりますね。最近だとビットコインなどの仮想通貨トレードもこの枠でしょうか。ギャンブルのような主催者側のテラ銭が相対的に小さく、「誰かの利益がほぼ誰かの損失」になります。とどのつまりが「ゼロサム」ゲームです。投機をする対象が何か、価値が増えるのかというよりも短期的な値動きのみを気にして売買を行うという考え方が強い取引となります。

 

【投資】

株式の長期投資、不動産投資、事業投資などがこれに当てはまるでしょうか。「プラスサム」の経済行為です。対象の「価格」を気にして行うのが投機だとすると、「価値

」にお金を投じるのが投資というようなイメージでしょうか。国や経済の成長と共に資産の価値は増えていきます。株式で言うならば、その企業の業績や経営方針、事業内容などを調べ、長期的に成長すると判断してしばらくは保有する前提で購入するのが投資です。

 

ざっと説明しましたがいかがでしょうか。

それぞれ全然違いますね。国としてもNISAなどの制度を整えて推進しているのは「投資」です。ギャンブルや投機と一緒のイメージをもってしまっているためなかなか手を出せないという方も多いですが、少しでも違いを認識していただければ幸いです。

 

ちなみに私は長期保有前提で投資信託の積立投資をやっております。

今は元本の+10%くらいになってます。この辺りのお話もまた次回ぜひ!